宇都宮市との官民協働によるVR制作活動の企画・実施
宇都宮市では、ライトラインのJR宇都宮駅西側延伸を見据え、官民が一体となった人中心の居心地の良いウォーカブルな空間づくりを進めています。将来のまちづくりを市民とともに考え、合意形成を図るとともに、幅広い世代との意見交換を行っています。
こうした背景のもと、次世代のまちづくりを担う存在として市内大学生を対象に、ライトライン沿線エリアの将来像をテーマとしたVRワークショップを開催しました(森ビルは企画、運営補助を担当)。学生自身がまちの未来について主体的に考え、議論した内容をVRで可視化することで、将来の空間づくりに反映するとともに、まちづくりへの関心を高め、宇都宮市への愛着醸成につなげることを目的としています。
ワークショップは2回に分けて実施しました。
第1回はライトラインが通る予定の大通り沿い約100m区間を検討エリアとし、「誇りや愛着をもつことができる通りの景観・環境」をテーマに議論を行いました。学生は、音や色彩、緑、屋台などを取り入れたにぎわいある通りや、子どもが安心して滞在できる自然豊かな歩道空間などの将来像を描き、VRとして表現しました。
第2回はライトラインの停車駅と東武宇都宮駅を結ぶ東武馬車道通りを舞台として、「行きたくなる・居たくなる通りの空間・使い方」を検討しました。多様な要素が共存する宇都宮らしいまちの魅力を表現した通りや、公園のように人が集い交流が生まれるストリートパークの提案がVRで可視化されました。
本取り組みにより、学生ならではの視点を活かした将来像が具体的に可視化、共有されるとともに、学生のまちづくりへの関心が想起されるなど、市民参加型のまちづくりにおけるVR活用の有用性が示されました。